11話 パタヤの猫と名無し食堂
コロナで鎖国していた2年間はパタヤに行けなかった。2021年末に久しぶりに行ってみて、無くなったものがたくさんあった。
レンタルバイクのBBAは見事に復活したのでバイクを借りて、WSの見回り。パタヤ千夜一夜ブログで予習したとおり、WSのバーは、いや、ビーチロードからセカンドロードの観光客エリアが全滅でソイブッカオにだけ人がいたしバーも開いていた。
今のツリータウンの隆盛はこの時から始まったのかもしれない。こんな時にパタヤにいるのは白人だけで、日・中・韓・印はほぼ見かけなかった。
以前は逗留したホテルの裏口に猫がいた。ロシアンブルーのような毛並みのシャム猫で、ノボと名付けた。
どうも。伊集院 静です。(うそ)
1Fのマッサージ店の店員が餌をやっていたが、飼ってはいないらしい。タイでは猫を日本流の可愛がることをしないようで、
頭を撫でてやろうとすると、ビクリと首をすくめる。撫でられることに慣れていない証拠だ。持ち上げようとすると、やはり慣れていないせいか、爪が全部でて体がつっぱる。
持参したちゅーるをやると、先ず以て口のふちとなっている柔らかい部分をつけなかったものの、次の刹那に口にするもので有ることと美味なことを心づいた。
「あんた、大人の猫を可愛がるなんて変わってるね。連れて帰っていいよ」
何語で言われたか覚えていないが、脳内変換されてそう聞こえた。何故理解できたのか。そんな時ありますよね?
そんな猫がいなくなっていた。マッサージの人も2年間来ていなかったらしい。誰か連れて帰っていればいいが。
今でも見に行くが、いつものエアコンの室外機の上は誰もいない。
ソイニュープラザのフィッシュアンドチップスが美味しいフライデーも閉店して復活しない。見た目で伝わらないのが残念だが、かなりボリューミーでトロトロな白身魚が美味しかった。
ソイブッカオの名無し食堂も閉店した。
はじめての時は、奥の冷蔵庫からミネラルウォーターを出して飲んでいたが、ほぼ常温なのでコンビニで買い、持ち込むようになった。
そのファミリーマートも違う店になってしまった。
青い屋根が元の名無し食堂
パタヤでも読んでいたが当時のパタヤ千夜一夜ブログ(信者)によると、ツリータウンの特設コロナ検査場で3割ほど陽性者が出て、その人たちは入店できずに帰ったらしい。
ソイブッカオ近辺の白人は3割が陽性?あと3泊する予定だったが、翌日にはパタヤを離れ、2日早めて帰国する手配をした。3割の白人とその接客をするタイ人(もう何割かは謎)が陽性では、コンビニの水ですら消毒する必要がある。ホテルのエレベーターのボタンも触りたくない。
無事に帰国できたが、10日間自主隔離して面倒だった。
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