86話 パタヤ2日目深夜の部
WSでの修行を終えて、前回の印象が良かったソイブーメランのプレイガールズに移動。
ソイブーメランのPLAY GIRLZ
前回は不在だったけど、プレイガールズでは10年来の旧知の嬢が働いていると聞いていた。バーファインしてもムーガタを食べて解散する仲でしかない嬢。
その嬢から、4月25日頃に
「香港に出稼ぎに行くから今月中に1万バーツ援助してくれ!」
とLINEが入っていた。送金する気など毛頭ないので、
「お金がない。」
と4月30日に返信しておいた。その返事は、
「他でなんとかしたから大丈夫。」
だった。まぁ、ダメもとで客全員にLINEを送ったのだろうから気にしていなかったけど、在籍しているかは不明のまま入店した。
入店後、水を注文して我慢していたトイレに行くと、その嬢が化粧をしていた。男が用を足している真横の鏡で。あれはなんとかならないのだろうか?
あれ?いるやん。でも今日は休みらしい。なんで店にいるのかは分からないけど。とりあえず一緒に着席してテキーラを進呈。
「香港へは行かないの?」
と聞くと、
「・・・え?? あ~行かないよ。」
どうやら家賃などの支払いのために4月中に1万バーツが必要だったみたいで、香港はうそだった。嬢とLINEを交換してもロクなことはない。
ちなみにこの嬢は10年前は普通だったけど、ドンドン改造して今では日本人なら楽勝で選べるレベルに到達している。が、なぜか白人仕様のGOGOでしか働かないので、あまり稼げないのだろう。
少し空腹だったので、その嬢を誘ってご飯を食べることにした。どこがイイか聞くと、たまに一緒に行ったレンキーがイイと。LKのケバブで充分だったのに。この嬢とは気が合わない。
レンキーで解散することは経験上理解しているらしく、それぞれのバイク2台で向かった。
ちなみに期待した武井咲に似た嬢はいなかった。
無駄に24時間営業の張龍記
時間は午前1時。客は1組しかいないのに店員が10人。ホテルチェーンのLKグループ経営の中華料理店レンキー(LengKee)。この店を24時間開けていても無駄だと思うし、従業員が多すぎる。
シーフードと鴨が売りなので、そのあたりを注文した。
ちなみに鴨と聞くと美味しそうな気がするけど、アヒルといわれると急に食べたくなくなるのは私だけだろうか・・・タイ語ではアヒルと鴨の区別がないらしく、どちらも「ペッド」らしい。
嬢が頼んだのが豆苗の炒め物と鴨肉。正直、鴨肉は少し独特な臭みを感じるのであまり好きではない。そのせいか、かなり濃い味付けで、しょうがと一緒じゃないと気持ち悪い。私は持ち合わせていないが大人の味覚を持っていれば美味しいと感じるだろう。
豆苗の炒め物は美味しかった。持ち帰りたいくらい美味しい。
私が注文したのはシーフードチャーハンとエビ焼き。嬢の食欲を見誤って頼み過ぎてしまった。エビが丸ごと余計だった。
チャーハンとエビ焼きは、ムンアロイの方がはるかに美味しい。つまり、オススメは豆苗の炒め物だ!会計1400バーツの大半を900バーツのエビ焼きに持っていかれたのが悔やまれる。
解散するときに、いくら渡そうか悩んだ末に5000バーツを進呈。次の日も休みらしいので連絡してくれば5000バーツ渡すつもりだったけど、連絡はなかった。やっぱり気が合わない。