63話 スワンナプーム空港の解説
スワンナプーム空港はターミナルがひとつしかない。羽田ですら3つあるのに巨大なハブ空港のスワンナプームがひとつの建物に集約すると、とんでもない大きさになる。
到着時に運が悪いと10分は歩かされる。最近は、昔の成田空港みたいに空港内を電車で移動するらしい。
入国審査
本日の到着はC10。数字が小さいほど建物に近いが、10はおそらく一番遠い。入国審査に向かう通路はガラガラで、イイ予感がする。
この空港はめずらしく入国審査までに喫煙所があった。早く審査を受けたほうが良いのはみんな分かった上であきらめた顔で喫煙するのが定番だったがすべて閉鎖された。
審査場の撮影が禁止されているのが残念だが、待ち時間3分で通過できた。タイミング次第だけど、日本人だけならかなりスムーズ。中華系の航空会社だと全然進まない。
最近はどこの国も入国書類がない場合が多くなった。中国人が入国審査を受けると、誰も書類に記入していない。タイは優しいのでその場で記入させる。だから進まない。
フィリピンだと気持ちいいぐらい弾いてしまう。30分並んだとしても、
「後ろの台にあるから記入して並びなおせ!」
多いときは、入国・税関・健康状態の3種類の書類が必要だった。
白人のバックパッカーも同様でオーバーステイしたのか審査に時間がかかる。
荷物の受け取りと税関
羽田や成田の荷物の受け取りは世界的に見ても早いと思う。東南アジア各国の空港は出てくるのが遅い。ココもそう。旅客の到着より先に荷物台が動いている事はありえない。
日本の空港で働く人たちの仕事に対する意識の高さに頭が下がる。
荷物を受け取って税関のコーナーを抜けるときにX線検査場があるが、係員は常駐していても検査されたことは1度しかない。いつもさぼっている。
今日は前の団体が検査対象になったようで5,6人が検査されていた。アイコスなんか持っていたら、おしっこジャーである。
罰金50万バーツと聞いているので実際に捕まった人はいくら払えば許してもらえるのか?
余談だが、不思議と荷物だけを検査されるので身に着けてしまえば・・・自己責任でオナシャス
空港からの脱出
パタヤのBBAタクシーを予約したが、23:45の到着では21:00に寝てしまうBBAの対応は望めない。起きていればLINEでタクシーの写真を送ってくれていたし、3番のゲートに行けば向こうから見つけてくれた。
税関を無事に通過したのでLINEを確認するも、何もない。3番ゲートかな?
昨年末から新しい商売がはじまったらしく、有名な待ち合わせ場所の3番ゲートに呼び出しのコーナーが設置された。
3番ゲートとは、空港の建物から外に出る出口の番号で、上の写真の下のほうにある黄色い丸の番号。どの税関を通過しても、3番の出口を目指すのが普通。
自分の名前を見つけたら、座っている人の声をかければ運転手と連絡を取ってくれて乗車場所まで連れて行ってくれる。いったいいくら払うんだろう?
以前なら、運転手が待っていてくれたので待ち時間なしだったが、今回は乗るまで30分かかった。もうBBAに頼むのはやめたい。が、タクシーやグラブだと、途中で行きたくなくなって車を乗り換えてくれと言われることがあるらしい。
流石にBBAの手配ではいなかったけど・・・
やっぱりコンドを借りて荷物を少なくしてバスでパタヤに行くのがイイかも。午前2時にパタヤに着いても寝るだけなら、1時からナナプラザで遊んだほうがイイ。一日損した気がする。
翌日にエカマイからバスが良さそう。