27話 タイとフィリピンどっちがおススメ?
アホなおっさんの欲望を満たしてくれるツートップとして君臨するのがタイとフィリピン。
当然どちらもハマったが、想い出にしがみつくタチなので、新規開拓をしたがらない。
フィリピンはセブとマニラしか知らないし、タイはバンコクとパタヤしか行かない。
勝手に採点してみるが、写真がないので関係ない画像でお楽しみください。
注:全て自論なので、人に話すと恥をかくかもしれません。
あの頃はヨカッタ・・・
- 治安がイイのはどっち?
- 食べ物がおいしいのは?
- 夜遊びが充実しているのは?
- 結局行くなら?
治安がイイのはどっち?
タイ。治安の良さに驚いた。
セブには警官がいないのか?と思うほど見かけない。警官だ!と思うと民間の警備員や交通整理している人だったりする。マニラでもあまり見ない。
セブのホテルが停電した時にホテルマンがライフルやピストルで武装していたのでびっくりしたが、停電するとセキュリティシステムがダウンするので武装した強盗団が来るらしい。
当時の日給は500円くらい。銃撃戦は割に合わない。
タイでは危ない目にあったことはないし、WSの軍隊が武装しているのは意味がないと思う。
バンコクの物乞いはおとなしいが、フィリピンの物乞いは子供で、ポケットに手を突っ込んでくる。子供を叩いたり、突き飛ばしたりすると大人がワラワラ集まってきてリンチされて死ぬこともあるらしく、走って逃げるしかない。スマホ盗まれました。
食べ物がおいしいのは?
タイ。と言いたいが、そうでもない。
一般的にはタイの方が美味しいものがいっぱいあるが、フィリピンにもある。
自国の産業がないフィリピン政府は小学校から徹底的に英語教育を叩きこむ。
OFWはOversea Fillipino Woker の略で、大人になったら海外で仕事ができるように英語に力を入れた。
そのOFWが海外で料理人として腕を磨き、帰国後に開いた飲食店は当然本場の味。
少し高いが、ホテルやイイ飲食店を見つけ出せば満足する食事ができる。
が、屋台や適当な食事をすると食中毒で動けなくなるのがフィリピンの弱点。
タイの強みは屋台や普通の食事ではあまり(タマにはあたる)ひどい目にあうことはない。
セブのマクドナルドのフィレオフィッシュであたった友人は気の毒だった。
ちなみにフィリピン料理はタダでも食べない。
夜遊びが充実しているのは?
わからない。比べるのが難しいから。
15年前のセブはすごく楽しかった。どこに行ってもきれいなダンサーがいっぱいいたのだ。
知っている人は分かってもらえると思うが、その頃はジャガーとアリーナという完璧なツートップがセブにあったから。
1万円が5000ペソの時代にカーサ(スペイン語の家)という施設があり、女子が2階に住んでいる置き屋があった。住んでいるから昼からでもピックアップでき翌朝まで1500ペソ!おっさんの財布を掴んで離さない。
恐ろしいことに、極限まで女子力を高めているので食事をとりわけるどころか口まで運んでアーンである。嫁が絶対しないことをハタチそこそこの嬢にされる。
しっかり殺し文句も標準装備しており、
「帰りたくない・・・」
おっさん即死である。じつは稼げるし、1部屋に何人も詰め込まれクーラーなし・水シャワーに加えて蚊に刺されたらデング熱という生活がイヤで帰りたくないのだが・・
今はジャガーもアリーナもカーサもない。いや。ローカル向けのカーサはあるかもしれないが、短期旅行者がフラッと行ってもたどり着けないだろう。
1万円が3700ペソの今、マニラのブルゴスでバーファイン1万ペソと言われた。冗談がと思って笑っていたら、本気だと。アホかと。払うヤツいるんか~い。
タイもコロナで変わってしまった。上手に遊ばないと楽しめなくなった。
結局行くなら?
やっぱりタイ!
若いうちは治安が悪いフィリピンでスリルを楽しんでいたが、もう歳をとったのでうっとおしいだけになってしまった。
セブやマニラで旅人のレベルが上がった気がしたが、そもそもタイならそんなレベルは必要ない。誰でも楽しめるのがタイのイイところかと。どこで何を食べてもそこそこ美味しいし、夜道で後をつけられることもない。