97話 パタヤ3日目の話
目を覚ますと、暑い。1泊500バーツのホテルとはいえ、パタヤでエアコンが効かない部屋は我慢できるハズがない。
安宿あるあるでフィルターを掃除したら直ることがあるので外して確認すると、あんまり汚れていない。故障の原因ではなさそう。
電化製品の調子が悪いときは一度電源を切るのも有効だとは思うけど、電源を切ったら暑くて部屋にはいられないので絶対に試したくない。
よく見ると、吹き出し口からスプラッシュしてベッドが濡れている・・・
もともとエアコンの眠れないレベルの騒音に困っていたので、部屋を変えてもらうことにした。あと6泊もあるし、部屋の空きはあると思う。
部屋を変えてもらうために、一旦パッキングして荷物をまとめてからフロントに行った。
「エアコンが効かなくて部屋が暑いんです。」
「じゃあ、今からチェックする。」
「いや、部屋を変えて欲しいんですけど。」
「わかったけど、とりあえずチェックするから待ってて。」
「ご飯を食べに外出してよいですか?」
「OK」
ちょっとイヤな予感がするけど朝ごはんだ!
やっぱり来てしまうLKメトロ
バイクで走りだすと、あまりの暑さでアッという間にやる気が失せる。エアコンが効いたLKメトロの店に向かってソイブッカオを走っていた。
喫煙可能でエアコンが効いている店はココしか知らない。というか思い出せない。
とくに美味しいとか安い訳じゃないのにLKメトロの i-rovers で150バーツの朝食。
アメリカンブレックファストでほっぺたが落ちるほどおいしい店ってあるんだろうか?だいたい同じなので味では無く環境でこの店にばかり来てしまう。
揚げたパンは噛むとジュワっと大量の油が出るので朝に食べるのはちょっと気が引ける。
卓上には10種類以上の調味料があるので味付けができて良いとは思うけど、やっぱり環境なんだなぁ。
部屋を移動することに
ホテルに戻ると新しい部屋のカギをもらったので引っ越しだ!
新しい部屋は廊下の向かい側で3メートルしか移動がないのはサービス?狭くて暗いけど。
これまでの部屋は海は見えないけど眺めは良かった。今度は一回り狭い部屋で、窓の外は他の建物の壁だった。暗い・・・
エアコンは静かだけど少し弱い気がする。昼間は効きが悪いのだろう。寝る時は大丈夫だと願いたい。このホテルはもう泊まらないだろう。
ダイヤモンドシティプレイスには!
でも、安くてゴキブリが出ないのは良いと思います。