94話 パタヤに着いたの巻
11日のZIPAIRで1か月ぶりのタイに到着した。
はじめてのZIPAIRはどんなものかと思ったら、意外と快適だと思った。乗ったときは。
隣を空ける作戦で少しお金を払ってイイ席の一番後ろの席を予約した。せっかく追加料金を払うのなら、なるべく前にイキたくなる人間の心理を利用した作戦である。
作戦は見事にハマって、9割方埋まっているのに隣は空席!。一列後ろの席は小さい子供を連れた家族が騒がしいけどソニーのノイズキャンセリング機能でシャットアウト。我ながら完璧だと思った。が、機体が安定したくらいで異臭がして後ろが騒がしい。
何度も親がトイレに駆け込んでいたし、子供が嘔吐したみたい。異臭があったので例の袋は使っていない。1度なら我慢できるが、3回異臭がした時点で席に座っていられなくなった。一つ空けた隣のタイ人のおばさんは最初からマスク着用。大丈夫らしい。
どうやら、咳き込んでむせるときにもどしてしまうようだった。エチケット袋を知らないのか、何度も騒ぎを起こす親には驚いてしまうが、見かねたCAがマスクをくれたので着用すると少しは楽になったし、後方で3席まるごとの空席に案内してくれたので移動して事なきを得た。正直コッチまで貰う寸前だった。
そんなこんなで着陸し、F6ゲートからイミグレーションに向かうと全然並んでいない。荷物もすぐ出てきたのであっという間にタクシーでパタヤに向かった。
今回の旅のテーマは、
「いかにお金を節約できるか?」
往復の飛行機代はZIPAIRで46000円。パタヤのホテルは前回と同じホテルを8泊で5000バーツで約2万円。バンコクで3泊する予定だけどまだホテルは予約していない。
初日は疲れていたけどセンセーションズだけ行ってしまった。24時に入店!水で130バーツ。ステージ上がイマイチなのと馴染みの嬢がいなかったのでチェックビンしようとしたところで馴染みの嬢の友達に見つかってしまった。
馴染みの嬢は友達と一緒にイサーンから来るので友達が出勤しているという事は馴染みの嬢もいる可能性が高い。節約どころではなくなってしまうので140バーツを筒にねじ込んで退店!
じゃあ、行かなきゃイイのに。
パタヤへのチケットを取るたびに思うけど、やっぱり来てしまうし行かなきゃイイのにWSを徘徊してしまう。タイに行きタイ病は治らない不治の病なのだろう。
退店しようと出口に向かっていると、きれいな顔をしたおばさん嬢とすれちがったのでチラっと顔を見てしまった。すれ違った後で気が付いたけど、馴染み嬢であった。
あまりの変化にちょっと引いてしまったが、向こうはイケイケで抱き着いてくる。近くで見ると、化粧のせいかたった1か月でだいぶ老けてしまった。痩せたのかも。
見た目のおかげでコッチは正気なのできっぱり断れた。今までは断れずに散財していたのに。
明日来るから。と連呼して退店!
ホテル代を節約してもヤツが一発で台無しにしてしまう。ちなみに、魔が差さないようにWSの嬢を連れ込めないレベルのホテルなのでバーファインは出来ないし、他の手は考えないようにしている。
ソイ6やMP、まだ未体験のジェントルマンズクラブも視野に入れて散財を防止する予定。