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66話 パタヤ初日夜の部

キー

結局、夕方まで出歩いてしまった。街はバカ殿であふれかえっている。もうどこを走っても濡れることは覚悟していた。

新宿2丁目のオカマさんと同じで、ノン気ほどいじりたいらしく、水をかけてくる。イヤがってはいけないのだ。水をかけられてもリアクションをとらなければ2発目がこない。

奴らも水鉄砲だと水を無駄打ちできない。が、どうやっても一発は食らうのであまり変わらない。ずぶ濡れだ。

水鉄砲はまだマシで、バケツがキツイい。一発でずぶ濡れになるし、無限に飛んでくる。しかも氷水だ。

夜になると、武器を持っている同士の打ち合いになり、素手でWSを歩くとあまり狙われない。が、大量の流れ弾が飛んでくるので運が悪いとずぶ濡れに変わりない。

武器を持っている人の近くを歩かないことである程度は避けられることが分かったが、結局はバケツの一撃でずぶ濡れになる。やっぱりね。

そもそもソイ8のホテルなんて主戦場の真っただ中にあり、ビーチロードに出る角の集団にやられてしまう。

奴らの弾数は無限だ。バケツだし。絶対に渋滞しているのでバイクだとどうしようもない。

ご飯を食べようと思ってよく行く唐揚げ屋に向かった。セカンドロードやパタヤカン(セントラルロード)なら狙撃されても逃げられる。

安定のPattaya’s Supreme Fried Chiken

めずらしく並んでいないし、唐揚げが豊富に残っている。持ち帰りで・・・と思ったが、ずぶ濡れでは食べたくない。久しぶりに店内で食べることにした。

10バーツのカオニャオ(もち米)とあわせて40バーツ。安定の旨さ。

食べ終わり、バイクでホテルに向かった。水をかけられないように慎重に走ったおかげであまり濡れていなかった。ここまでは。

よせばイイのにセカンドロードからドルフィンロータリー経由でビーチロード。全部詰まっていてずぶ濡れになった。苦労が台無しである。

それでも行くWS

ホテルでシャワーを浴びて、もうWSは行かないでおこうとコンビニに向かったハズが、なぜかバイクに乗ってしまった。ジーンズに履き替えたのに。

PIN UP系列の新店のOPIUMに行ってみた。なんかパッとしない。XSと比べるとだいぶ落ちる印象。が、PIN UPにいたデックサーブで、やたらと愛嬌のあるぽっちゃりが挨拶してきた。

系列で移動したみたい。人気があるらしく1杯進呈しても二度と戻ってこなかったのでチェックビン!じゃあ次はXSだ!

XSは安定してレベルが高く感じるし、いっぱい踊っているのでしばらく見ていられる。すぐに出てしまう店はパッと見でレベルが低いのが分かってしまう店で、何も頼まないで出たくなる。

電話を持っていなかったので番号は覚えていないけど、イイ嬢がけっこういた。端から目で追っていると、10メートルほど離れた私服姿の嬢と目が合った。

誰だっけ?先月に召喚した27歳だった。ハゲた巨漢の中国人にペイバーされた後みたい。

ヨッ!みたいにお互いジェスチャーで挨拶したけど物色しているうちにいなくなっていた。ロングはいくらなんだろう?

誰も召喚せずにチェックビン!WSではまだ水鉄砲で攻撃してくる人がいるので注意して帰還。

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管理人
ひょんな事からとある会社のパタヤの保養所の管理人に任命されました。
まだないんですけど。
もともとタイとスロット以外はピクリともしない体なので問題ありません。
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