44話 パタヤ3日目夜の部
知り合いと連絡が取れたので、オイルが伝わらなかったことを報告すると、
「オイルちゃう。ナムマンや」
とのこと。水と油か・・・ってオイルくらい英語使えば?
風呂に入って出かけたけど23時。疲れているし、新規開拓はやめて楽しむことにする。
XS A GOGO
楽しかったのでリピート。2日間で一番イイと思える店だった。
着席して水140バーツを頼む。33歳ダンサーの姿が見えないのでホッとした。目の前でそこそこなダンサーが踊っている。チラ見していたがロックオンされたらしい。
嬢のカモセンサーは大したものだ。ビビッと来たのだろう。他を見てもまぁ目の前の嬢で良さそう。とりあえず召喚したがまだ降りられないらしい。その間にもウロウロしていた嬢の売り込みが連発する。
嬢を召喚したことを告げると引き下がるので楽だった。呼んでヨカッタ。
隣に来ると、結構なベテランに見える。何歳か聞くと、27歳だと。もう少し上に見える。
しばらく話していると、ママが寄ってくる。バーファインの打診が始まった。
バーファインの価格調査をしたかったのでママに聞いてみた。
「店に2000、S4000、L嬢が決める」
へ?ホントに決まってないの?嬢にいくらか聞いてみると、
「まかせる!」
これでは価格調査の意味がない。それにそんなの決めたくない。この手の遊びで値切ることは絶対にしないし、安く見積もるのはとても失礼。
みんなが楽しくなれない遊び方は粋じゃないと先輩に教えられたのでそれを守っている。
ママやセキュリティーまでごちそうして盛り上がっていると、少し離れたところにカワイイ嬢がいた。
130番か・・・・ハッ!気が付いた。まとめてやらないと意味がないと思って嬢のリサーチをしていなかったが、メモに嬢の情報も入れようと思った。遅いけど。
横の嬢は何番か知らないけど。XSは130番がカワイイことは理解した。
LがSの倍だとすると、総額10000バーツか!10000円で4000バーツにならないとムリ。
嬢にヘンな期待をさせてしまったので1000バーツを進呈してチェックビン!
ママも欲しそう(当たり前)なので100バーツ。が、間違えて1000バーツ。やっちまった。返してくれとは言えないので気持ちを切り替えて、セキュリティーにも1000バーツ。
ヤケクソである。1600くらいの支払いでチップが3000。センセ行って帰ろう。
SENSATIONS A GOGO
10年近くWSをウロウロしているが、ホームと呼べるのはセンセだけ。他の店は誰も知らない。ココは知っているというか、カモ認定されている。
GOGOに行くなら、知り合いがいなくてもセンセが一番イイ。音がズバ抜けてイイし、選曲も好みに合う。上の段で地蔵したいけど、カモなので下段しか許されない。タカれないからね。
BFは店に1500でS3000。Lが5000だったと思う。最近は人気がないけど一番好きな店なので頑張ってもらいたい。
カモ認定されているだけに今回は最後に行くことにした。以前は毎日行っていたのでこれからは円高になるまでおとなしく(反省)しよう。
1時に入店!知っている嬢はBFされて不在なことを期待しての作戦だ!
その嬢はベテランで仕事がデキるので、コッチが見つける前に見つかってしまう。コレはすごい特技で、カーテンが動いたらそれを見落とさず、自分の客が着席と同時に近づいてくる。ほぼ100%!
今回は嬢が近寄ってこない。マネージャーも休みらしい。コレは安くすみそうだ。
有吉に似た男の店員だけはいた。ワイをしながら近づいてくる。ヤリ手だ。マネージャーのかわりに1杯進呈。ウエイトレスにも1杯。
ココで有吉があの辺の嬢はどうだと聞いてくる。少し前から気になっていた色白ノムヤイ嬢が含まれていた。有吉の主導で召喚しよう!作戦は決まった。
左から順番に、アノ子は?ソノ子は?じゃあアレは?何故か色白ノムヤイを外してじゃあアノ子は?・・・・コイツわざとか?
べっぴんさん・べっぴんさん・一人とばして・べっぴんさん のノリだ。しかも、
「今度は僕がテキーラごちそうするよ~!」
だと?飲めないっつーの!水しか頼んでないダロ!やっぱり分かってやってんな。
それより色白ノムヤイの番号が見えないよ!どっか行っちゃった。
もうイイや。帰ろう。チェックビン。560バーツ。有吉に300バーツと黒服の女に140バーツ。お釣りを使い切って退店。
明日はバンコクだ。早く寝ておこう。